捏造の万人抗 

何重にも重なる白骨化した人骨の山

名づけて「万人坑」

 万人坑(まんにんこう)とは満州を中心とする中国各地に存在する、日本人経営の鉱山や工事現場で使い物にならなくなった中国人労働者が生き埋めにされた「ヒト捨て場」と主張されるものです。中国語の坑は、生き埋めの意味があり、犠牲者の数を指して万人坑というのです。中国は各地に日本の民間人に使い廃られた被害者と称して人骨展示館を多数建設しています。

 万人抗の報道への抗議に対する朝日新聞の対応を検証してみましょう。

 1971年、本多勝一記者が朝日新聞「中国の旅」第2部「万人坑」として連載しました。

 南満州鉄道が経営していた撫順炭坑(遼寧省撫順)と南満州鉱業(南満鉱業)が経営していたマグネサイト鉱山(同省大石橋)に存在するという"万人坑"を取り上げたました。"万人坑"を訪れた本多勝一記者

 「私はまだ、ナチがやったアウシュビッツ殺人工場の現場を見たことはない。だからこの万人坑のような恐ろしい光景は、生涯で初めてだった」との感想を述べます。

 少し取材すればわかるのですが、南満鉱業は坑内掘はなく全山が露天掘りでガス発生のないマグネサイト鉱石です。通常の鉱山より安全で事故は少なく何万人もの死者が出るはずはないのです。朝日新聞は一切取材せず中国の主張をそのまま記事にしているのです。

 連載直後、南満鉱業社友会代表者が朝日新聞社を訪れ、記事取り消しを求めて抗議しますが門前払いでした。また、撫順炭鉱の電気技師だった久野健太郎が「万人坑、防疫惨殺事件は事実無根である」と自著を添えて抗議の書簡を送ったところ、本多記者 は1986年3月に「私は中国側の言うのをそのまま代弁しただけですから、抗議をするのであれば中国側に直接やっていただけませんでしょうか」と返答しました。 

 IRONNAの≪徹底討論≫OBが語る なぜ朝日の偏向報道はやまないのか

の記事の中に次のような証言があります

 稲垣 『中国の旅』が始まると、当時はまだ旧満州の関係者が生きていたから、猛烈な抗議がきた。「これは全然、事実とは違う」というわけです。撫順炭鉱で死んだ中国人を万人坑に投げ込んだと書いてあるが、撫順炭鉱は露天掘りで普通の炭鉱とは違う。事故なんて起こるはずがないじゃないかという抗議がきた。
 本郷 平頂山事件にしても、私のはるか先輩で、満鉄社員の息子だった人が、「これウソだ」と社内でも言っていたし、「これは違っている」と、OBが大勢、会社に抗議に来たが、それを...。
 稲垣 全部門前払いしたんだよね。本多氏自身は私は中国の言うことをそのまま書いただけだから、文句があるなら中国に言ってくれと、こういう言い草をしていた。私はそれを聞いてびっくり仰天したけどな。

 記事をまとめた「中国の旅」の本には本多記者はこう書いています。

「第1に「中国の視点」を紹介することが目的の「旅」であり、その意味では「取材」でさえもない。第2に事実関係については日本側の証言を求めています。 」

 朝日新聞は取材でない「中国の視点」を記事にして日本側の証言は一切受けつけないのです。

 万人坑は歴史的事実として百科事典、教科書(後に削除)、日教組教研集会にも登場しました。しかし研究者や作家で日本側関係者を調査した者は誰一人いなかったのです。

 万人坑に疑問を抱いた田辺敏雄(朝日告発の先立者 脱・洗脳史講座は必読、ただ読みにくいんだよ。)は、撫順炭鉱42人、南満鉱業13人、大石橋関係9人に調査をおこない「万人坑はなかった」との結論が出たとして、1990年『正論』に調査結果を公表します。『正論』翌月号に、 本多記者が「少数のアンケートで断定するのはおかしい」と反論しました。翌々月の『正論』には、南満鉱業の元社員5名による座談会「私たちは万人坑なんて知らない」が掲載されたのです。

 本多・田辺両者の主張の食い違いを受けて、撫順炭鉱関係者でつくる「東京撫順会」(以下「撫順会」)は、会員(約1,000人)全員にアンケート調査をおこない、回答のあったから469人の証言内容を精査した結果、「強制労働による犠牲者の"人捨て場"としての万人坑がなかったことははっきりした」と結論し、1990年12月に産経新聞が要旨を報じたのです。

 1991年4月25日 に撫順会が5月に南満鉱業社友会が調査結果をもとに

作り話等が歴史的事実として確定してしまうおそれがある」「事実であるかのごとき報道をされたままでは、同僚に対して、また国民に対し申し訳がたちません」として関連記述の削除を求める申入を行いました。

 6月17日 に朝日新聞は、中国側証言を覆す確固たる証言が得られていない、(日本でなく中国での)精密な現地調査を考えている、求めに答えられない等とする回答を行ったのです。しかし同年11月12日付朝日新聞夕刊は、中国の主張する新たな万人坑の存在を報じたのです。

 申し入れから28年、朝日新聞は事実解明の調査・訂正をまったく行っていないのです。

 有名人では村上春樹水木しげるが朝日新聞の記事をうのみにし自身の著書に掲載することで事実のように広まります。「中国の旅」は教育現場にも持ち込まれ自虐史観の洗脳に使われたのです。

 世界に誤解が広がるまでほっかむりを続け、質問からは言を左右に逃げ続け、知らぬ顔で新しい嘘(中国のプロパガンダ)を広め歴史修正を図るのが朝日新聞です。

 万人坑は中国文化では珍しくなかったようです。

 1075年に中国で発行された『甲申雑記』 のなかに「多数の屍骸を合葬する墓、罪囚を埋めた墳墓」の意で記述が見られますし、近いところでは「満州国警務総局保安局」が残した『魔窟・大観園の解剖 』 にも記述があります。「大観園」というのは、ハルピン郊外にある下層社会地区、阿片、売春、賭博など悪の巣窟で、「貧民義地」 と称した共同墓地で、以下のように説明されています。

 「正しくは市立大有坊貧民義地と云ふ。この貧民義地の端に萬人坑の大穴があり、次々に乾枯らびた屍が素裸のままで抛りこまれる。哈爾賓(ハルビン)市中一ヶ年の斯る屍の数は大約四千である」

 ハルピン市だけで1年に約4000人なら30年で12万人にのぼる勘定です。このような行き倒れ死体を埋める「貧民義地」はハルビンで3ヵ所あったと書かれています。

 少しかんがえれば文化大躍進、文化大革命の時の行き倒れ死体を捨てた「貧民義地」が万人抗の正体だと容易に推察できます。少し取材すれば事実は明らかになるのですが、取材は行わないのでなく行えないのです。従軍慰安婦報道もおなじです。

 正しい取材を行えば朝日新聞の捏造、歪曲報道がばれてしまうからです。

 万人抗関連の「防疫惨殺事件」で中国側の証言者は組織的に日本の記録と違う証言をしています。 中国共産党は国ぐるみで自国の罪を日本に押し付け、戦時中の日本人による中国人被害者数を3500万人とする情報戦を展開中です。万人抗はその証拠として日本人に殺されたと称する人骨展示館 を多数建設しているのです。

 朝日新聞はこの情報戦の先兵でしょう。

 事実を伝えるという新聞社の使命を放棄しているのです。

 日本新聞協会 の 新 聞 倫 理 綱 領 には 

正 確 と 公 正

新聞は歴史の記録者であり、記者の任務は真実の追究である。

報道は正確かつ公正でなければならず、記者個人の立場や信条に左右されてはならない。

論評は世におもねらず、所信を貫くべきである。

人 権 の 尊 重

新聞は人間の尊厳に最高の敬意を払い、個人の名誉を重んじプライバシーに配慮する。

報道を誤ったときはすみやかに訂正し、正当な理由もなく相手の名誉を傷つけたと判断したときは、反論の機会を提供するなど、適切な措置を講じる。

 とあります。朝日新聞は守っていますか?

 「従軍慰安婦」報道問題は日本人の尊厳の為、日本人の力をもって言を左右に逃げ続け、追加の取材や報道を一切しない朝日新聞を追い詰め、真相を語らせ正しい歴史(新聞)の在り方を問うべきだと考えます。

 そのことが共産思想に迎合する他の日本のマスコミへの警鐘にもなると信じます。